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2014年12月10日(水)〜食パン〜
 

パン自身は有史以前から存在しており、すでに旧石器時代には存在していたといわれます。現在の形に地がづいたのは100年前からといわれ、1.穀物の増産を輸送の発達 2.製粉工場と製粉技術の改善進歩 3.培養イーストの開発、製パン法の設備の発展 などが大きく貢献しているといわれます。

 食パンは、イギリスの角型に入れて焼くパン(ティンブレッド)が発祥で、日本で食パンと呼ばれるのはドイツ語の"Hauptnahrung"を訳したときに「食用のパン」が省略されて「食パン」となったことが由来とされています。
 食パンは、小麦粉100に対して砂糖6、塩2、油脂5、脱脂粉乳2ぐらいの割合が標準の配合です。これをもとに近年では、粉乳、油脂を増やしたものや、食感のソフトなもの、長時間の醗酵で味に深みがあるもの、でん粉を加えてもちもち感を高めたものなどがでてきています。

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