1910(明治43)年、鈴木梅太郎博士が、米糠から抽出した脚気を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表しました。後のこれはビタミンB1と同じ成分であることがわかります。それ以来、さまざまなビタミンの種類が発見されています。
ビタミンはごく微量で、ほかの栄養素のはたらきをスムーズにする潤滑油のような存在です。通常、体内では生産できない有機物です。ビタミンには大きく、水溶性と脂溶性のものが存在しており、水溶性のものはビタミンB群、ビタミンCなど脂溶性のものはビタミンA、D、E、Kが挙げられます。
ビタミンは通常、体内では生産できない有機物をさすもので、各ビタミンごとに名称があるようです。
ビタミンB1・・・サイアミン
ビタミンB2・・・リボフラビン
ビタミンB6・・・ピリドキシン
ビタミンB12・・・コバラミン
ビタミンC・・・アスコルビン酸
ビタミンA・・・レチノール
ビタミンD・・・カルシフェロール
ビタミンE・・・トコフェロール
ビタミンK・・・フィロキノン
|