ペパーミントは、ヨーロッパ原産のシソ科の多年草で、今では、世界の各地で広く栽培されています。ギリシア、ローマ時代には虜気と活力のシンボルとして、その葉を香料代わりにしたり、広間いっぱいに敷き詰めて、その上で宴会をしたりしました。また、お茶やガムにも利用されています。
ペパーミントの成分はメントール、タンニン、フラボノイド、トコフェロール、コリン、苦味成分などで、30種以上の成分を含みます。一般に良くハーブティーにする場合が多いですが、ミントポリフェノールがお湯の中に抽出されます。
薬用としては、乾捜させた全草、または花と葉から抽出した精油を使います。
抗痙攣薬、健胃、末梢血管拡張などに用いられ、肝臓を強くする効果も期待できます。また、発汗を促進するが、体内は冷やすという不思議な作用をします。
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