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2014年12月24日(水)〜海苔〜
 

海苔といわれる海藻は数多く存在しますが、ほとんどの場合、アサクサノリを代表とするアマノリをさします。日本人海苔との係わり合いは、古くは奈良時代以前に大宝律令が施行され、その中で海苔が産地諸国の物産として年貢に指定されたほどです。
繁殖時期は11月から2月までで、ちょうど今あたりが、生産のピーク期に当たります。

ところで、海苔の中で一番よく生産しているのがアサクサノリですが、浅草だけに生息しているわけではなく日本海以外のほぼ全域に生息しています。アサクサノリと呼ばれる名前の由来は、2つの説に分かれます。ひとつは昔浅草あたりでアマノリが採れて、美味で浅草ノリと呼ばれたことから来ている説と、もうひとつは、浅草あたりでは隅田川の水を利用して、盛んに紙すきが行われており、この製法を真似て、他で採取されたノリですき製品を作り、浅草で売り出されたという説があります。

海苔の栄養成分には、食物繊維やビタミン類(ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンB12)などが非常に豊富で、そのほかに、カルシウム、マグネシウム、鉄分、リンなども多く含まれています。

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