2014年6月18日(水)〜みそ〜 |
みそは古代中国の醤がもとになっている説と、温暖多湿な日本の国土条件によってつくり出された物ではないかという説があります。みそが現在のみそ汁のような形になって、庶民の食事に組み込まれるようになるのは室町時代になってからです。
それまでは粒々を残したままで、調味料兼たんぱく質補給源の大豆を食べるものでした。みそを擂ることに気づいたのは鎌倉時代。粒のあるみそを擂ることで調味科としての用途が広がり、寺の精進料理はおそらく献立を増やしたことでしょう。みそ料埋の発展基盤ができたのが室町時代。みそ汁だけでなく、いまに伝わるみそ科理のほとんどが、このころからつくられるようになって
います。
みそには、ビタミンB群やたんぱく質が豊富で、不飽和脂肪酸、イソフラボン、酵母や乳酸菌等が含まれ、がん、胃潰瘍、老化などを防止する作用があるを言われています。また、タバコのヤニや有害分を取り除いて、のどを守る作用があると考えられています。
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