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2014年7月16日(水)〜白くま〜
「鹿児島」で「かき氷」と言えば「白くま」が有名です。
普通のかき氷との違いは、たくさんのフルーツとあずきが盛られたかき氷に、たっぷりの練乳がかかっていることです。底に到達練乳の甘さが引き立ちます。
シンプルなかき氷にナチュラルなフルーツのすきっりさと練乳、あずきが混在して普通のアイスクリームなどとは違い、あっさり、ひんやり、フルーティーに楽しませてくれます。
白くまの発祥は今から約70年前の昭和7・8年。 鹿児島市の西田本通りにあった綿屋さんが、その夏に何か無いかとのことで、かき氷りに練乳をかけたのが始まりといわれています。 名前の由来は、たまたま、入船亭でかけた練乳に白熊印のレッテルが貼ってあったのを思い出し、「氷白熊」に決まったらしいのです。

その後、食堂・喫茶店でのメニューとして定着していましたが、昭和40年代後半に初めて
一般流通市場向け(スーパー、販売店むけ)にカップ仕立てで流通してから、南九州で爆発的なヒット商品になったそうです。

その後、アイスバーとしても売られており。現在では、全国に置かれるようなヒット商品になっています。

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