2014年8月27日(水)〜わさび〜 |
わさびは、日本特有の食品で山間の渓流に自生しています。 栽培は始まったのが江戸時代で駿河の有東木出始められたといいます。わさびはきれいな水でないと栽培できないといわれており、主な生産地は静岡県、長野県です。全体に特有の香りと辛味を持っており、わさびをすりおろしたり、細かく刻むことによって、わさび内にある「アリル・イソ・チオシアネート(アリルカラシ油)」が、酵素の働きで更に辛みが増します。陶器、サメ皮、銅、ステンレス等のなるべく細かなオロシ器を使うと辛味がでます。
また、刺身には欠かせないわさびですが、わさびの成分「アリル・イソ・チオシアネート(アリルカラシ油)」はコレラ菌、腸チフス菌、赤痢菌、O157などの菌を壊滅状態にするほど殺菌成分を含んでいます。魚類の寄生虫に対しても強い殺菌力を発揮し、魚の臭みを消す効果もあり、まさに理にかなった食品といえます。
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