明日の“食”が見える情報市場←フーダックへ                          

2014年9月17日(水)〜ふぐ〜
 ふぐは感じで「河豚」と書きます。どうして「海」ではなく「河」と書くかというと、中国の長江に「メフグ」という河にすむ種類のふぐが生息していていることからだといわれています。 また、豚は中国料理には欠かせない食材で美味しい豚にも勝る食材だということで”河豚”になりました。
一説には、ふぐは「ブーブー」と鳴きます。この鳴き声から河豚になったとも言われています。日本で可食が認められているふぐは22種類あり、一番有名なのは「とらふぐ」です。

 ふぐには「テトロドトキシン」という猛毒があります。「美味しいものには毒がある。」といわれるぐらいで10gで致死量といわれています。今でこそ研究や経験によって、ふぐでの中毒死は激減しましたが、昔は命がけで食べていました。ふぐを扱うには資格が必要で、各都道府県の地方自治体によって内容が違い、免許 または取扱許可証を取得しなければなりません。ちなみに全国で一番難しいのは東京都です。合格率は40%ぐらいです。

←新しい記事へ  コラムトップへ           古い記事へ→