ぎんなんは、イチョウの種子でイチョウには雄の木と雌の木があり、10月頃に雌の木に実がなります。
オレンジ色の実の中の硬い殻に守られた胚乳がぎんなんです。 深く透きとおったエメラルドグリーンの果肉はもっちりとしてちょっぴり苦みのある秋の味覚を楽しませてくれます。 古生代末期から地球上に広く分布していたそうです。 恐竜が絶滅しても、しぶとく生き残り 原爆が落とされた後にもなお芽吹くという このたくましさ。
まさに、”生きた化石”とも呼ばれるだけありますね。 原産は中国。日本全国に植わっています。(ほとんどは人間が植樹したもの)
10月頃が旬で、採れたてから3ヶ月間ぐらいがおいしいです。半年も経つと実が縮み、
黄色くなって弾力も無くなって味が落ちてきます。
銀杏は栄養も豊富でたんぱく質、脂肪、鉄分、ビタミンA・B・C群、カリウム・カルシウムを含みます。
その上、薬効も多く漢方では、”咳止め” ”痰をきる” ”内臓障害” ”夜尿症”に効果があるといわれ葉はフラボノイドの作用により コレステロールの低下、血圧の低下に効果があるとされています。材は彫刻、まな板、将棋板と重宝がられています。
毎日少量ずつ食べるのは健康のためにもいいのですが 何事も過ぎるとダメ。銀杏好きの知り合いが一度に20.30粒たべたら下痢をしたとか言っていましたよ。特に子供は要注意。アルカロイドという成分により中毒をひきおこすのだそうです。
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